語学留学後セブに魅了されセブで働きたいと思っている!
日本で消耗し海外へ逃亡しようと考えている!
海外で働きたいと考えている!(英語が結構通じる国なので他の東南アジアよりコミュニケーションが取りやすく、リゾート地なので休日もリラックスできる)
などお考え方に、セブで働くもれっち(セブ島語学留学経験もあり)が自身の経験と、セブで働く友人たちから得た情報を元に、セブ島で働く日本人の現実を赤裸々に公開します。
目次
セブ島で仕事【搾取される側または給料泥棒】就職・転職
ざっくり分けると、労働力を搾取される側と給料泥棒の二極
労働力を搾取される側
現地採用と言う名の給料が安くてもOK宣言
現地採用で現地の通貨で給料をもらったり現地のルールに乗っ取った労働契約なのはいいとして、現地採用だから給料が安くてもいいと言う事に同意した事にはなりませんが、謎の現地採用だから安いと言う暗黙のルールがあります。
そもそもフィリピン人を【日当約800円(最低賃金)2019年7月時点】で搾取し、金儲けをしようとしている人たちです。特に小さい会社になるとそれが色濃く出て日本人をセブに置きたいけど金は払いたくない。という人たちです。
そういう会社に限って多くを求めてきますが給料は仕事に見合った額を提示しません。
まさに田舎の家族経営の小さな会社をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
こう言うケチ会社に限って就労ビザをおろさず、AEPと言う労働許可を発行し(就労ビザに比べたら格安)観光ビザで仕事をさせるところが多い。
本来、AEPも就労ビザも両方必要であり、摘発されたら会社のせいであるが自分も大ダメージを食らうのでそこだけはしっかりしないといけない部分であると個人的に強く思う。
またセブにはたくさんの語学学校があり、ほとんどの語学学校ではインターンとして以下を提供する代わりに、6-7日/週、5-6時間/日、学校の仕事をするシステムをとっているところが多くあります。
- 授業を毎日2-4コマ
- 宿
- 食事
授業は、グループレッスンなら正規学生に教えるクラスに混ざるので学校側は実質負担なし、個別レッスンでも空いている先生しか選べないので実質学校側は彼らの授業料は金銭的にノーダメージであり、
宿は寮の空いているベットを1つ割り当てられるので、学校側の負担はランニングコストに含まれる。
正直食事はバイキングなので、正規生徒の為の食事からついでにどうぞってスタンスである。
これに関しては価値観によるものなので私の価値観を押し付ける訳ではないが、それでもやりたい人が一定数いる事に、私は驚いている。おそらく語学学校はたくさんの出会いがあり、そのような環境が好きなのだろうと推測される。
しかしながら授業なしでも、ある語学学校のマネージャー職は(日本でも英語教育最大手のセブ支店)月給20万円+1人部屋無料、ビザサポートあり、残業なしとなっており私なら絶対こちらを選ぶ。やる気があれば仕事後に授業を受ければいいだけである。
会社が大きいとこのように、雇用条件も良い方に寄り、いい人材にかける人件費についての理解があるように思われる。このレベルの求人になると不当に搾取される側ではなくなると個人的に思う。
給料泥棒
搾取される側ともう一方で大きい会社の駐在員のうちの一部は給料泥棒である。
仕事中ゴルフ雑誌を読み、ネットサーフィンをして基本1日が終わる。
そして、月に1回お得意様の挨拶回り、たまに会社の経費で高級レストランで接待し、以下のような条件だったりする。
- 50代前半男性
- 10万ペソ/月(21-22万円程度):海外赴任特別手当
- 年棒600万円:基本給(日本支給)
- 月4万ペソの住宅手当(こちらではヒルズレベルの物件が借りられる額)
- ビザ保険関連:全額会社負担
参考レート:1ペソ≒2.1円
他の例では、私が来社対応した会社のうちの1つは5人日本人が訪問され、ボスはむすっとして商談中もずーーーーっとケータイをいじっていた。(フィリピン人の女に連絡しているのかお前商談中だぞwwwうんこ野郎!と内心思っていた)
まぁその会社と我々の会社はビジネスでパートナーになる可能性が0だったのでその態度だったんでしょうな。それでも向こうのお願いでわざわざ時間を作ってやってんだから礼儀はちゃんとして欲しいものです。
そのおっさんはアヤラモール(セブで一番オシャレなモール)直結の五つ星ホテルのようなコンドミニアムに住んでおり、アヤラモールでしか飯を食べないと言っており、たくさんの給料泥棒感満載なお話をしてくださった。
このようにセブ支店のトップもしくは、それに準ずるポジションの日本人は給料泥棒が多い。
セブ島で就職【搾取される側or給料泥棒になる理由】仕事・転職・求人
労働力を搾取される理由
フィリピンと聞くとわざわざ働きに行きたいと思う人は決して多くないと思うが、
それがセブ島になると事情は変わってきて、セブは観光地として日本人に大変人気があり語学学校ビジネスも盛んである。
その為、フィリピンのセブ島以外のエリアや他の東南アジアと比べ人材確保が簡単な為、需要と供給のバランスから待遇がよくない傾向にあるのも大きな要因の1つである。
給料泥棒になる理由
一方で日本採用で駐在員として赴任するケースでは待遇が神ななるケースが多い上、
大きい会社はすでに仕事の流れが決まっており、既に出来上がって管理されているものを監視するような役割な為、あまりやることがないのが現実でいるだけのような形になりやすい。
セブ島で働く現実【就職・転職・仕事・求人】例
語学学校マネージャー
給料相場:3-6万ペソ/月
条件:だいたい就労ビザはハイポストに着くまで未加入(違法)
手当:寮なら部屋(1人部屋ではない)と飯付き
リゾートホテル(日本人顧客担当)
給料相場:4-5万ペソ/月
条件:就労ビザサポートあり
参考レート:1ペソ≒2.1円
一方で
特にIT関係などの特殊能力、日本での就労経験があれば
20万円超えの求人は多々あります。
例えば
例
給料:25万円/月
条件:就労ビザサポート
手当:寮あり(1部屋)・通勤ドライバー付き・年1回日本往復航空券支給
有給:年10日
セブ島で働く日本人の現実【就職・転職・仕事・求人】まとめ
スキルや経験があれば生活費をかなり安く抑えられ、かなり貯金ができ、高水準の生活が送れます。
なにもスキルや経験がなければ搾取されると言えるでしょう。
所得税が高い
外国人は給料が月給で【約6.7万ペソ≒14万円弱】を超えたら30%超の所得税が源泉徴収で給料から引かれます。(超えなくても30%弱)
これは日本で年収1,000万円超えの方々と同等の割合です。
こんな給料安いのに、30%も引かれたら馬鹿らしいですよね。これもセブで働くデメリットと言えるでしょう。
所得税計算表(源泉徴収)【非フィリピン人国籍】
2018年度データ
その他の苦労する点
長期滞在するにあたり、一緒に働くであろうフィリピン人の国民性が問題になりかねます
例を挙げると
給料現地支給の場合、自分の給料額が経理から末端社員にまで知れ渡り、現地人からするとかなり高額な為、奢れとしつこく色んな人に言われます。そして1度奢るとエスカレートしめちゃくちゃうざいです。
他にはセブのご飯のマズイさはセブ滞在の快適さを削ぐ大きな要素となり得るので無視できないポイントかと感じます。