リゾート地・語学留学で有名なセブ島
物価がとても安いという事が、さらに人気を後押ししています。
しかし、物価が安い国はもれなく治安が心配だったりしませんか?
リゾート地で観光客を狙った犯罪が起こるんじゃないかとか......
この記事では、セブ島に直近3年半で1年程住んで感じた事、経験した事を踏まえて、語学留学・旅行の前に予備知識として知っておくと役に立つポイントをまとめました。
【セブの治安情報:2019年11月更新】
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目次
セブ島治安【2019年最新版】
セブ島は近年治安が良くなってきております。ドゥテルテ大統領も厳しく対策されているのでいい方向に改善されていると感じます。
他の東南アジア諸国と比べても比較的安全です。
しかしながら、安全大国日本で育ち、日本の習慣が身に染みている我々には注意が必要です。
実際に日本人語学留学生が行方不明になったり(2回ありました。)、自分の住む近所で10代のフィリピン人女性が殺害されバラバラで遺体が見つかったり、などという大きな犯罪の情報を2-3カ月に1回は聞きます。
このような大きな犯罪は明るみに出ますが、スリ・置き引きなどの軽犯罪は日常茶飯事で毎日起こりすぎて、報じられさえしません。
ほかには公共交通機関、タクシーと、バイクタクシー(こちらでは「ハバルハバル」と呼ばれている)との運賃トラブルは付いて回ります。正直うんざりします。
(解決策があります!!この記事の終盤で紹介しております!!)
犯罪は頻度は違えど、日本でも起こっていることなので全く異次元の話ではないと思います。
夜中に1人で出歩かないなど、自分で危機管理しリスク減らせばそこまで危険な地域ではないと感じています。
個人的には、事件に巻き込まれるだいたいの留学生は、外国での非日常感から、日本では普段しないような、良くない事や態度をとってしまったりするのが事件に巻き込まれるきっかけだと思います。
これから、これさえ頭に入っていればかなり自己防衛になる!!
という情報と対策を公開しますので、セブで思いっきり楽しむための知識として予習しておいてください。必ず役に立つと思います!!
セブ島治安対策・気を付けるべき事【2019年最新版】
- カバンは前側で持つ
- 使わない貴重品は持ち歩かない
- 1人で細い路地を通らない(特に夜間)
- ストリートチルドレン、物乞いは相手にしない
- 知らない人が話しかけてきても相手にしない(日本でもそうですよね?謎の勧誘だったり相手にしないですよね?でも不思議!!外国に行くと、知らない人に道端で声かけられたりして、話を聞いちゃったり、ついて行ったりする人がいます。)
- 携帯をカバンから出さない(携帯を持っていると思われないように)
- 高そうなもの、現地で売っていない派手な装飾品、貴金属を身に付けない
- 犬に近寄らない(狂犬病)
- タクシーでの過度な値段交渉(セブはまだましですが、マニラではよく銃が出てきます)
セブシティ・マクタン島とは【2019年治安対策】
セブに来る方のほとんどがこの2つのエリアでの滞在になると思います。
マクタン島とは?
だいたいの人がイメージしているであろうセブ島は、実はマクタン島という島のことで、
面積はざっくりセブ島の1/30程度?で、セブ島と2つの橋でつながっていて車で行き来できます。(ニューブリッジとオールドブリッジ)
透きとおる海、奇麗なビーチは主にマクタン島の海岸エリアにありますが、マクタン島のほとんどのビーチはリゾートホテルが所有しているため、パブリックビーチはほんの一部となっており、そこにはローカル人があふれているため、観光客にはお勧めできません。
ですからリゾートホテルに泊まるか、ほとんどのリゾートホテルで安く日中デイリーユースが可能なのでそれを利用しましょう。
マクタン国際空港もここマクタン島にあります。
セブシティからのアクセスは橋超えるだけならセブシティから渋滞なしタクシーで30分あれば余裕で行けます。
セブシティとは?
セブで一番栄えているエリアです。
セブシティには様々なランクのホテル、お洒落レストランも沢山あります。
タクシーで20分ほどでほとんどの大型ショッピングモール、繁華街、市場など。どこへでも行ける一番便利なエリアです。
車、バイクが常に行き来しクラクションがひっきりなしに鳴り響いています。排気ガス、砂埃がひどく、東南アジア感満載です。
ここでは夜、お洒落なレストランで食事したり、クラブに行く、ナイトプールといった遊び方になるでしょう。
観光地といえば以下が挙げられます。
- マゼランクロス
- サントニーニョ教会
私の主観ではセブの観光と言えば、海80%、山15%、文化・歴史的建造物5%なのですが、こちらは文化や歴史を感じられ観光地としておすすめです。
セブシティでの観光はこのあたりと、トップスと呼ばれる山近辺、市場になるでしょう。
セブシティ・マクタン島の治安【2019年】
マクタン島の治安
新築された奇麗なマクタン国際空港、3星-5星リゾートホテルがたくさんあり、優雅なイメージを抱きがちですが、セブシティより、治安が悪いと知られております。←もれっちはここに住んでいます。
マクタン島は現在開発中で中規模なショッピングモールや、アウトレットモールもいくつかあります。
そしてマクタン島には関税が優遇されるMEPZAという特別経済特区が3箇所あり、外資の工場が沢山入ってフィリピン人を安く雇い利益を出しています。
ですからセブ島に比べ、セブ以外の島出身のフィリピン人も沢山住んでいます。
古い住宅が立ち並び、メインロード以外は街灯がほぼないため、夜はセブ島に比べると寂しい雰囲気です。
夜は1人では出歩かない方がいいでしょう。
オールドブリッジ近辺にはギター屋さんが数件と、島の中東部あたりにギター工場もあり、ギターの産地です。(ギター工場は無料で見学可能です)ココナッツのヤシの木ギターや、マンゴーの木ギターも売っており、お土産にもおすすめです。
ウクレレは3000円程~、ギターは7000円程~で購入可能。
リゾートホテル
5つ星ホテルなどはセキュリティ管理がしっかりしています。
リゾートホテルには、プール・ガーデン・レストラン・スパ・プライベートビーチなどや、レジャー施設が備わっております。(それなりに高いです)
高いお金を払えばリゾートホテル内で全てを完結させることも可能で、安全面をお金で買って、優雅に過ごすという感覚です。それはそれで楽しいです。(高いですが......)
また、リゾートホテルから外出の際は、基本周りに何もありませんのでタクシーを使うことになると思います。ホテルでタクシーを呼んでもらうか、のちに紹介するGlabアプリを使いましょう。私はGlabアプリを押します。
なぜなら、2017年にマクタン島ぼう5星に泊まった際帰りにホテルのタクシーを使いましたが、メーターを使わず値段交渉してきました。唖然!!
しかも5星に泊まってるから金持ちだと思って吹っ掛けてきます。気分悪いですよね。
Glabアプリならピックアップ場所と目的地を入力すれば、金額が出てきて、同意すればクレジットから引き落とし、運転手との交渉一切なし!!
ストレスなし!!
セブシティの治安
特に夜はコロンストリート近辺など、近寄らない方がいいと言われている通りがいくつかあります。
それに自分が暗くて怖いなと思ったらその通りは避けたり、警戒しましょう。
路上生活者も沢山います。(子連れも)これはマクタン島にもいますがセブ島はとても多いです。
そのようなエリアでは物乞い、たかり、スリに注意が必要です。
相手はプロで、大勢で一瞬で囲み、いっせいにポケットの中に手を突っ込んできて4方6方に逃げていくなど、手口は巧妙です。
どの国にも当てはまる事ですが特にスマホは高級で高く売れるためスリの対象になりやすいです。その中でもiphoneは高く売れるので特に目を付けられます。
外では極力スマホを使わないようにしましょう。
マンゴーストリート
セブで一番有名な繁華街マンゴーストリート
クラブやバーがたくさんある夜遊びすスポットと言えるでしょう。
繁華街といえば危険な香りがしますよね?はい、気をつけましょう。
クラブには、売春婦(トランスジェンダー含む)や、スリがいます。注意しましょう。
-
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- 必要でない貴重品は持っていかない。
- 装飾品・貴金属は付けない
- 女性は肌の露出を控える
- 知らない人に付いていかない
- 知らない人から渡されたドリンクを飲まない(睡眠薬)
- 売春婦、麻薬売買人と関わらない
- 深酒しない・適量に抑える
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コロンストリート(セブシティの買い物スポット)
昔は治安が悪い事で有名だったコロンストリートですが近年昼間だったら、特に問題もありません。
格安でいろんなものが買えます。ショッピングを楽しんでください。
こちらの記事も参考にして下さい↓
【コロンストリート完全攻略】おしゃれでセブ島らしいお土産を買うなら
サントニーニョ教会なども近くにあり、歴史を感じられ観光地としておすすめです。
そのほかセブ島治安
スリ、置き引き
我々が1番被害にあいやすいのがスリです。
後ろのポケットに財布を入れるのは危険です!!
海外旅行に慣れている方、海外で生活をしていた経験が長い方は、いつも通り警戒していれば大丈夫でしょう。特別この国だけがひどいわけではなく、日本が平和すぎるので、ある程度警戒を怠わないようにしましょう。
外国にあまりなじみのない方
警戒しましょう!!でもこの記事を読んでいただければ対策はバッチリだと思います。
タクシー・バイクタクシー
タクシー
この国のタクシーとバイクタクシーの民度の低さには毎度驚かされます。
外国人から金をぼったくるのが彼らの仕事で、空港のタクシーなんかメーターで100ペソで行けるところを......
こんなやり取り日地上茶飯事です。メータープラス500ペソとかガンガンふっかけてきます。はっきり言って気分悪いです。セブが嫌いになりそうです。
そして細かいお金を持っていなければ、お釣りを持っていないと嘘ついてお釣りを返してくれません。
支払い前にお釣りを持ってるかドライバーに聞く事で少しお釣りがもらえる確率が上がるでしょう。
タクシーに乗る際は最初に行き先を言ってメーター回してね!と一言言いましょう!!
※銃が出てくる事もあるので、タクシーでのイザコザは出来るだけ避けましょう。数十ペソで命を危険に晒すのは馬鹿らしいですよね。
バイクタクシー(ハバルハバル)
バイクタクシーはそもそもメーターがないので、乗る前に交渉です。
外国人相手だと最初からふっかけてきます。路上にいるバイクタクシーはセブ島初心者にはあまりお勧めしません。
おすすめ!!便利な交通機関アプリ
この上記の2つの交通手段をより安全に利用できるアプリがあります。
タクシー:Grab(グラブ)i-OS
バイクタクシー:Angkas(アンガス)i-OS
アプリで現在地と行き先を登録して、近場にいる人の情報と値段が出てくるのでOKだったら発注します。
※支払いはクレジットアプリ内決済がオススメです。(Grabのみ)
場所時間帯にもよりますが、だいたい数分で迎えにきてくれます。
※到着までの時間・位置情報もリアルタイムでアプリで確認できます。
これらはウーバーみたいなアプリで、きちんと登録しているドライバーしかいないので、安心なのと、価格交渉しなくていいのが魅力的です。
クレジットアプリ内決済だとドライバーとのお金のやり取りはありません。ストレスフリー!!
さらに、アンガスは、政府公認の交通手段となっており、安全性がかなり高いです。
※アンガスは降車時に予め決まっている金額を現金で支払います。
セブ島治安危険情報【2019年最新版】まとめ
- カバンは前側で持つ
- 使わない貴重品は持ち歩かない
- 1人で細い路地を通らない(特に夜間)
- ストリートチルドレン、物乞いは相手にしない
- 知らない人が話しかけてきても相手にしない(日本でもそうですよね?謎の勧誘だったり相手にしないですよね?でも不思議!!外国に行くと皆話を聞いちゃうんです。なんででしょう?)
- 携帯をカバンから出さない(携帯を持っていると思われないように)
- 高そうなもの、現地で売っていない派手な装飾品、貴金属を身に付けない
- 犬に近寄らない(狂犬病)
- タクシーでの過度な値段交渉(稀に銃が出てきます)
こちらの記事も参考にしてみてください↓
セブ島治安危険情報:おまけ【2019年最新版】
事件
- 2019年5月23日:マクタン島 バイクタクシーのドライバーが銃殺される
バイクタクシーの運転手が駐禁しており、それが気に入らなくガードマンが発砲
その他
- 月に1回程度の頻度で停電になります。
- 突然水が止まったりし、シャワー、トイレに困ることもあります(特に暑い日など2ヶ月に1回くらい)