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ファッション

【アパレル店員】の個人売上を伸ばす方法

2019年9月7日

アパレル店員をやっている方で真剣に上のポジションを狙っている方

色々方法や作戦はあると思いますが、ここではシンプルに本社にアピールしやすい個人売上の上げ方を論理的に解説いたします。

 

先に私の経歴を少し紹介します。

アパレルメーカー(企画職)新卒時代に販売員研修があり店頭に立っていました。

入社2ヶ月目の5月に全社員対象(全国50強店舗:200人程度対象)の販売員コンテストで全国3位になり、翌々月の7月に当時配属されていた津田沼パルコ店から渋谷パルコ店のサブ(副店長)にスピード昇格。

その後2年目に引き抜きで競合他社にヘッドハンティング(デザイナー職)

その翌年、衣装会社のヘッドデザイナーポジションに転職(4年ほど勤めて独立)

 

成績を上げ続けるためには、どこかで理論武装をし、客観的に確率の高い方選択肢を把握する力が必要です。

 

アパレル販売員をやっていて壁にぶち当たったり、ちょっと最近売れないと悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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アパレル店員の個人売上を伸ばす方法【結論】

次の3つのうちどれかを伸ばせば個人売りは伸びますが、複数伸ばす事を意識しましょう。

  • 客数
  • 買い上げ率
  • 客単価

 

 

アパレル店員の個人売上を伸ばす為の知識【理由】

貴方は店の売上げがどのような計算で導き出されるかを把握していますか?

これは基本なので是非把握しておいてください。

客数×買い上げ率×平均客単価=店の売上

 

この店の売上を全店員で取り合いします。笑

 

これを個人に置き換えると以下のようになります。

(自分が付いた)客数×買い上げ率×平均客単価=個人売上

 

このことから、この中の1つでも伸びれば売上も伸びますが、カンの良い方はもうお気づきかと思います。

掛け算なのでこの中の2つ以上が上がれば売上爆伸びですよね?

複数伸ばす事を意識しましょう。

 

次にこの3つの伸ばし方に付いて解説して行きます。

 

 

アパレル店員の個人売上を伸ばす方法【実例付き】

客数

時代的に一番伸びしろがあります。

以前は店の立地に依存したり、ビジュアルマーチャンダイザーなどが作ったマネキンを見て入店したりと、販売員的には他人任せで入店してきたお客様に接客するというスタンスが主流で店員1人にできる事は少なかったです。

 

しかしながら近年インターネットがとても身近になったというか生活の一部になっていますよね?

YouTubeSNSを有効利用し、集客につなげるなど様々なやり方ができるでしょう。
必ず自分のアカウントを使いましょう

 

ここが突き抜けて強かったら、すぐにいくつかのヘッドハンティングが来るでしょう、そしてそれを武器に現在所属している会社と給料交渉も行えるでしょう。

なんならスポンサーがついてブランドをやらないか?って話も出てきそうです。

 

難しいですが、正直めちゃくちゃ可能性があると思います。様々なアイデアを練って、ネットを使ってチャレンジしてみましょう。

 

買い上げ率

これはどのお客さんに付くかによっての運が大きいですが、自分のスキルを磨く事で上げることができます。

まず買ってくれそうなお客様に着くことなど、心理学の本を読んだり、経験から自分の判断能力を上げて行きましょう。

 

ただみてるだけの人をその気にさせて買ってもらったり、お金ない人はパルコ・マルイ・ルミネはクレジットカード即日発行受付があるので、そこに連れて行きカード作ってもらって売るということもできます。

 

売り方やトークは貴方(販売員)のキャラに合わせて練っていくべきです。

接客に答えはないかもしれませんが、売れるかどうかの確率はあります。確率の高低をその場その場で判断し少しでも高い方を選べるよう努力しましょう。

 

私の場合は見た目が柔らかい優しいイメージのようだったので、積極的にガンガン行っていました。

もし自分がコワモテでイカツかったなら、また違ったアプローチの仕方を考えていたでしょう。

 

お客様が買うって心に決めるまで、店でお客様に楽しんでもらえるような会話と雰囲気作りが必要です。

そのために新聞や週刊誌を読んで色んな情報を得ろ。と一昔前は色んな上司に言われました。

しかしながら現在はインターネットでもいろんな話題についていける情報を得ることができるので私は、そちらをお勧めするし、個人的にそれはそこまで重要ではないと思っています。

 

それは良書を読んで知識をつけたほうが、実践的で使えるスキル・知識が得られると思っているからです。

オススメの本のリンクを貼っておきますので気になった方はチェックしてみて下さい。

 

 

 

客単価

ポイントはセット販売です。

 

例えば、お客様がジャケットを気になっていて試着しようとした場合、時と場合によりますが、私は会話を優先しすぐに試着してもらおうとしないケースが多かったです。

その会話の中でお客様の情報を聞き出しながら

 

例えば持っているシャツを聞いたりして、店のそれに近いシャツと自分のオススメのシャツ・カーディガン・ニットなどをジャケットの中に入れ、比較して見せたりしてインナーも同時に提案したり、

更にスカーフやネクタイも持って行きコーディネートします。

 

試着室を使ってもらい、入る直前にパンツもお客様に会いそうなのをチョイスして、ついでに試着してもらいます。

もちろんベルト付きで渡します。

 

試着室から出てくる時に、そのズボンにあう靴を数種類用意し選んで履いてもらいます。

そこで会話をしながら、コートが売れないか探ったり、上だけもう1コーディネート着てもらったり相手の反応を見ながらですが、トップス2コーディネート+ジャケット+コート+パンツ2本+ベルト+靴2足みたいな感じで時間をかけて楽しんでもらいながら客単価を積み上げていきます。

 

もちろん全部買えないからここから何点か減すってケースもよくあります。

お客様の話を聞いて買っていただくアイテムを一緒に選んであげたり、その場でクレジットカードを作ってもらって全部買ってもらったり、そのお客様にいろんな提案をし、できるだけ多くの売上を得られるよう頑張ります。

 

これはほんの一例で色んなやり方があるので、セット売りを増やすためのセールストークのバリエーションを豊富に持っておくといいと思います。

 

もしこの点で悩んでいるのであれば、騙されたと思ってこの本を一読ください。良書です。

 

 

アパレル店員の個人売上を伸ばす方法【まとめ】

以下3つの要素を伸ばしましょう

ポイント

客数:インターネット

買い上げ率:コミュニケーション能力(心理学)

平均客単価:販売スキル(コミュニケーション能力)

 

私はこの3つのポイントはデザインする際も、売り場がセットで売りやすいよう、デザインに統一性(関連性のあるディテール)をつけたり常に念頭に置いていました。

 

最後に、SNSでたくさんのフォロワーがいたり、コミュニケーション能力にたけてたり、販売トークが上手などのスキルやステータスは、アパレルの販売以外の仕事をするにしても自分の財産になるものです。

終身雇用の時代は終わったので、これからは会社に所属してただ会社に自分の時間を売るのではなく、その会社を利用し自分の価値を高めることで会社に利益をもたらすという考え方で働くべきだと思います。

 

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